人ごこち

住民メッセージ

林業 造林班

プロフィール

甲斐 裕子さん(諸塚村在住 職業:林業/造林班)

以前は金融機関で受付等のお仕事をされていたという甲斐裕子さん。現在3人の子供の母でもある裕子さんは、残業や出張、転勤がある仕事だと今後、子育てと両立していくことは難しいと考え、思い切って林業に転職。もともと両親が林業のお仕事をされていて、父親が営む造林班で働くということもあり、気負うことなく転職できたそうです。また、林業に転職後、旦那さんも同じ職場で働くことになり、父親と夫、班の皆に支えてもらいながら仕事と家事を両立し、毎日充実した日々を送られています。

甲斐さんにお話を伺いました。

仕事の魅力

造林の仕事は私たちのように夫婦や家族で経営している方も多く、仕事をしながら家事子育てを行う女性に対して理解があります。時間の融通が利きやすいため、以前の仕事よりも時間に余裕を持てています。例えば、子供の学校行事や急な風邪などの病気の際、休みを取りやすいのは、働きながら子育てをしている女性にとって一番の魅力ではないでしょうか。また、仕事の話を夫婦共通の話題として話せるので、仕事への理解も深まりますし、悩みや達成感も共有できます。

一日のスケジュール

毎朝5時半に起床し、子ども達を学校や保育所へ送り出した後、8時から仕事を始めます。体力勝負なところもある仕事ですので、お昼ご飯も含めて1時間に一度くらいの小休憩を取りながら午後4時には仕事を終え帰宅します。帰宅してからは家事をしたり子どもの宿題を見たりして、夜10時に就寝するというのが平均的なスケジュールです。

諸塚村の魅力

諸塚村ではそれぞれの集落が総出で参加するお祭りがあります。移住されてきた方であっても、このような機会に準備から参加して作業を一緒に行うことですぐに周囲と打ち解けられると思います。一緒に準備作業をしていると自然と団結力も生まれてくるのですが、その団結力はお祭りの時だけではなく、災害時などでも表れます。そんな時、集落のまとまりが強いからこそ、安心して暮らせているのだと感じます。気さくな方が多く話しやすいので、大人にも住みやすいですし、自然が豊富だから子どもは伸び伸びと育てられます。また、学校では生徒数が少ないからこそ学べることもあり、上級生が下級生の面倒をみる習慣などが自然と身につくことも魅力ですね。

女性の山仕事について

確かに山の仕事は天候に左右されたり、夏場の暑い中での作業や急斜面での作業があったりするので大変なこともあります。また、会社勤めの頃は運動なんてほとんどしなかったので、体力面でも心配でしたが、いつの間にか体力もついて、意外とすぐに慣れました。一般的にきつい仕事というイメージがあるかもしれませんが、実際は女性も活躍できる仕事なんだなと私自身も思いました。

林業をお考えの女性移住希望者に対するメッセージ

慣れるまではベテランの方について教えてもらいながら、仕事を覚えていけばそんなに難しいことはありません。私自身もきつい、大変、難しいというイメージがありましたが作業の場所や内容に配慮してもらい、少しずつですが仕事をこなせるようになってきました。
また女性は田舎だと買い物など不安に思われることもあるかと思いますが、諸塚村は道路が整備されていて、1時間ちょっと車を走らせればショッピングモールにも行けます。お休みの日にドライブを兼ねて行くのも楽しいですよ。慣れない土地での生活は不安も多いでしょうけど、困ったことがあれば皆が気軽に相談に乗ってくれるので、きっと大丈夫ですよ。同世代の林業女子がもっと増えると私も嬉しいです。