

原木を製材・乾燥し、製品化を行っています。
現在は機械によるオートメーション化により正確な寸法、作業効率の向上を図ることが出来ています。
製品は住まいの材料、生活の楽しみであるDIYなど様々な場所で使われています。
スケジュール
06:00 |
起床 |
07:40 |
会社着 |
08:15 |
作業開始(10:00 15分休憩) |
12:00 |
昼食 |
13:00 |
作業(15:00 15分休憩) |
17:15 |
作業終了→帰宅 |
18:00 |
夕食→自由時間 |
24:00 |
就寝 |
木材加工の主な作業※耳川広域森林組合の場合
❶選別 | 搬入された木材を用途別に加工しやすいよう、機械によって1本の長さ、太さを選別し分けます。 |
❷皮をむく | 選別し流れてきた丸太の皮をむき製材しやすいよう整えます。このとき出た皮は細かく粉砕され飼料としておさめています。 |
❸製材 | 整えられた丸太をオートメーション化された製材機にかけ、使用の用途別に指定した長さや太さといった角材や板材に加工します。 |
KD材の場合
❹検品 | 機械によって製材された製品を、目視にて検品・結束し出荷を待ちます。 |
グリーン材の場合
❹乾燥 | グリーン材は乾燥過程が十分でなく、伐採直後の状態です。杉は乾燥がとても難しくデリケートなため、乾燥窯に入れる前に天乾を行い含水率を一定にする必要があります。角材や板状に加工された物を桟積みし、3か月かけて天乾したのち乾燥窯で最終調整し、四面同時にカンナ掛け出来るモルダー機で整え、出荷を待ちます。 |
製品認証
FSC®認証 |
FSC認証はNPOであるFSC(Forest Stewardship Council® (森林管理協議会))が運営する国際的な制度です。FSCの認証システムには、適切な森林管理が行われていることを認証する「森林管理の認証(FM認証)」と、森林管理の認証を受けた森林からの木材・木材製品であることを認証する「加工・流通過程の管理の認証(CoC認証)」の2種類の認証があります。 FSC®認証材を生産するのは、耳川流域の中心に位置する諸塚村。ここは面積あたりの林道密度が日本一という林業が盛んな地域です。諸塚村は国際認証であるFSC森林認証(FM認証、CoC認証)を日本で初めて、村ぐるみで取得しました。村内で生産される木材のほとんどがFSC認証材で、先進的な環境共存型の森林経営を実現しています。耳川広域森林組合では、諸塚加工センターがFSCの流通認証であるCoC認証を受けています。ここから環境保全に配慮したFSC®認証製品をお届けしています。 |
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SGEC®認証 |
SGEC認証は一般社団法人であるSGEC(Sustainable Green Ecosystem Council:緑の循環認証会議)が運営する認証制度です。国際的に通用する基準と指標を取り入れながら、人工林が多い日本の森林実態に合わせた日本独自の制度になっています。 耳川広域森林組合は、認証生産物(認証材等)の生産・加工・流通工程の管理の認証(CoC認証)を受けた、CoC管理事業体です。 |
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